観音院 - 石川県金沢市
観光・レジャー
石川県金沢市観音町3丁目4−1
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四万六千日の行事 金沢の観音院
まちフォト
石川県・金沢市
夏の風物詩として、金沢では藩政期から行われている行事。金沢の東山にある長谷山観音院では、「四万六千日」という恒例行事が行われます。
観音様の功徳日である旧暦7月9日にお参りをすると、なんと、4万6000日分の功徳が得られるといいます。
この日に入手したいのは、とうきび。
軒先につるすと魔よけや商売繁盛などの御利益があるとされています。
以前は北海道産のとうきびでしたが、2024年は金沢産トウキビ「四万六千甘(かん)」でした。
数年前は500円だったとうきびも、700円、800円とどんどん値上がりされています。こんなところにも値上げの嵐が…(涙)
お焚き上げのブースにも多くの人がきていました。
4万6000日といえば、単純計算すると、な、なんと126年分になります。
毎年とうきびを買いに来る人は一体どれだけ得を得ることになるのでしょうか(笑)
観音院までの道沿いには、縁日に掲げる五色の旗が掲げられいます。
こちらの張り紙は、観音院の住職が版木で刷っています。
墨を塗った版木に紙を置いてばれんでこすり、本堂に並べて乾かしたものを。近隣の民家や商店に配って掲示されています。
観音様の計り知れない御利益がいただけるありがたい日なのでした。
旧暦のため、毎年日が変わります。