山梨武田史跡巡り〜甲府五山⑤「法泉寺」〜
ついに甲府五山も最後となりました。最後をかざるのは「法泉寺(ほうせんじ)」になります。 法泉寺は1330年に甲斐国主であり武田家7代目当主の武田信武(のぶたけ)公が、月舟周勲を招いて創建されました。この武田信武公は信玄公から数えると9代も前の方になります。 山門からの眺めは裏の山を背景に絶妙な雰囲気です。 甲府五山の証もしっかりと。 この鐘楼門は江戸時代初期に作られたようです。中につり下げられた銅鐘は明治時代の廃仏毀釈により取られたのち、近年新たに鋳造したものです。廃仏毀釈とは「仏教を排斥する運