山梨武田史跡巡り〜武田信義紀行③「武田八幡宮」〜
さて、武田義信紀行第3回目は、前回ご紹介した白山城跡のすぐ近くにある「武田八幡宮(たけだはちまんぐう)」をご紹介します。 この武田八幡宮は、嵯峨(さが)天皇の勅命(ちょくめい)により創建されました。勅命とは、天皇の命令のことです。 最初、822年(弘仁13年)、大分県の「宇佐(うさ)八幡宮」を勧請(かんじょう)し、859〜876年(貞観年間)には京都の「石清水(いわしみず)八幡宮」の分霊を勧請したと言われています。 勧請とは、神社の分身や分霊を他の地に移して祭ることです。 そもそもことの発端は、