山梨武田史跡巡り〜「金山奉行大久保長安の墓 天尊躰寺」〜
今回は、山梨県甲府市城東にある、「天尊躰寺(てんそんたいじ)」をご紹介します。正直マイナーなお寺ですが、武田家に関わるのでご紹介します。 このお寺は、1521〜1528年(大永年間)に武田信虎公が7歳で亡くなった信玄公の兄「竹松(たけまつ)君」の菩提を弔うために建立しました。信玄公、実は次男だったのです。 このお寺の名称は、この竹松君の戒名「源證院殿天誉尊躰智光大童子」からとられているようです。 もとは躑躅ヶ崎館の近くにありましたが、1592〜1596年(文禄年間)に現在の場所に移転されました。