隠れ念仏があるかくれがま
南無阿弥陀仏 そう唱えることを念仏と言います。 江戸時代、一向宗を禁止していた薩摩藩は念仏を唱えることも禁止されていました。しかし、信者達は隠れてこの場所で念仏を唱えていたことから「隠れ念仏」と呼ばれています。 立山のかくれがまは、そんな歴史が残されています。 かくれがまの「がま」とは、鹿児島弁で山の斜面などに掘った横穴のことで、役人に見つからないようにと造られたそうです。入口は大人1人がしゃがんでようやく入れるほどですが、中は広く掘られています。 天井には空気孔が1箇所と、奥には小さな祭壇が設