勤皇の志士や新選組も通った現存する唯一の揚屋建築「角屋」
「角屋(すみや)」は京都の旧花街・島原で営業していた揚屋。現存する唯一の揚屋建築の遺構として国の重要文化財に指定されています。 揚屋(あげや)というのは現在の料亭のようなものです。 角屋は島原の開設当初から存在する揚屋で、1985年まで宴会に使われていました。 1998年に「角屋もてなしの文化美術館」が開館し、1階部分が一般公開されています。 幕末には勤王の志士や新選組の隊士たちも通いました。入り口付近には新選組の筆頭局長・芹沢鴨が暴れた際にできた刀傷が残っています。芹沢が暗殺された夜、最後に宴