劇団14+ 2024年1月公演「変身」
福岡で活動する劇団14+の2024年最初の演目は「変身」です。 フランツ・カフカの小説として発表された変身は、これまでも映画化や舞台化がなされてきました。 今回上演された14+の変身では、手話通訳とスクリーンに台詞の字幕を映す方式がとられていました。 本作において特徴的だったのは、手話通訳者が演者の一人として作品に参加していたことです。 それはテレビで見かけるような単なる解説役ではありません。手話通訳者も演技をし、感情を表現することで障害を持つ人にも登場人物の気持ちが伝わる作品となっていました。