月山富田城跡の「鹿介桜」は七難八苦を耐え抜く勇敢な山桜
島根県安来市にある月山富田城は長らく尼子(あまこ)氏の治めるお城でしたが、室町時代以降、毛利氏に攻められついに負けて毛利氏支配になります。 そんな尼子氏の家来の中で、戦国時代から安土桃山時代に尼子十勇士の筆頭で尼子三傑と言われた山中幸盛 通称山中鹿介(やまなかしかのすけ)は、地元出雲の国で生まれ尼子氏の復興のために戦ったひときわ武勇優れた人物でした。 山中鹿介の有名な逸話で「願わくば、我に七難八苦を与えたまえ」と三日月に祈ったというエピソードがあります。 後に勝海舟にもその才能を高く評価された鹿