八坂庚申堂のくくり猿って?
京都の東山区にある八坂庚申堂の正式な名称は金剛寺と言います。 カラフルなくくり猿で親しまれているお寺です。 ご本尊は青面金剛(しょうめんこんごう)で、人間の体の中にいる三尸の虫(さんしのむし)を食べてくれるのだとか。 三尸の虫は庚申日に人間が寝ているうちに、その人間の悪行を天帝に告げ口します。天帝は罰としてその人間の寿命を縮めるそうです。 くくり猿(申)は青面金剛の使いで、願いを叶える御守りです。 手足をしばられた姿は、人間の欲を戒める意味を持ちます。 くくり猿を持ち帰り、欲を我慢して願望成就し