【徳林庵・境内】山科地蔵と呼ばれ地元に親しまれている、伏見六地蔵のうちの1体
地元では「山科地蔵」と呼ばれ親しまれている徳林庵(とくりんあん)です。 京都で毎年8月の後半に行われている「六地蔵めぐり」の1つです。 六地蔵めぐりとは家内安全や無病息災を願い、京都市内の6か所にある地蔵尊を巡ります。 その際に「幡(おはた)」と呼ばれる札を集めます。 京都伏見には六地蔵という地名はありますが、正確には六地蔵というお寺はありません。 昔の話ですが、小野篁(おののたかむら)という人が熱病で亡くなり冥土へ旅立ったことが事の始まりです。 あの世で地蔵尊に出会った小野篁は、何故かその後に