秀吉の正室ねねが眺めた庭が残る「圓徳院」
京都でねねゆかりのお寺と言えば、秀吉の弔いに建立した高台寺。 その高台寺の向かいにもうひとつ、圓徳院というねねゆかりのお寺があります。 圓徳院は、ねねの晩年の居住地にあたるお寺です。 圓徳院の庭は、伏見城から移築されたもので、桃山期の様式だそうです。 ねねは、秀吉との思い出が詰まった伏見城の化粧御殿と前庭をこの地に移し、亡くなる77歳まで住みました。 ここから向かいの高台寺へと日々通っていたのだとか。 境内は、高台寺よりもこじんまりとして、優しくほっこりした雰囲気が漂っています。 ねねを慕うさま