わたせせいぞうギャラリー@『旧大阪商船』
大阪商船は、かつて世界8位の規模にまで発展した海運会社です。 今回紹介するのは、その門司支店。現在は『旧大阪商船』と呼ばれています。 鉄道・海運ともに発達していた門司において、ここはターミナルや灯台の役割を果たしていました。 設計は河合幾次氏。東京駅の設計を手掛けた辰野金吾氏の息子にあたります。 白い花崗岩×オレンジタイルのモダンな配色が印象的です。 父による「辰野式フリークラシック」に、ドイツやオーストリアなどで流行した「ゼツェシオン様式」が見事融合したデザインだとされています。 個人的には、