【寿老人】行願寺(革堂)
行願寺は通称を革堂(こうどう)といい、地元の方からは「こうどうさん」と呼ばれて親しまれている寺院です。 寛弘元年(1004)に行円上人(ぎょうえんしょうにん)によって創建されました。 革堂という通称の由来 ある時、行円上人が山の中で鹿を射たところ、その鹿のお腹には小鹿がいたのです。 自らの殺生を大変後悔した上人は、殺してしまった鹿の皮を衣にして成仏を念じ、肌身離さず身に付けていたことから「革聖(かわひじり)」と呼ばれるようになります。 そして、上人が創建した行願寺も革堂と呼ばれるようになったとい