秋が深まるとともに広島県安芸太田町で、毎年10月に開催される「もみじウォーク」は、地元の自然と紅葉を楽しむ絶好のイベントです。西中国山地国定公園の深入山で行われ、地域住民から県内外の参加者まで多くの人々が集い、紅葉の季節を満喫しながらウォーキングを楽しめるものです。今年は約700名もの参加者が集まり、健康づくりと地域交流の場として盛り上がりました。
大会概要と会場の盛り上がり
もみじウォーク大会では、距離ごとに3つのコース(20㎞、10㎞、3㎞)が用意されており、私が参加した10㎞コースには約350名がエントリー。受付会場には、安芸太田市長や町のマスコット、地元のアナウンサーも訪れており、テレビやドローン撮影もあり会場を盛り上げていました。スタート前にはウォーキング専門家による準備体操もあり、参加者の安全を考え充実したサポートが整っていました。
秋の自然を楽しみながら歩くひととき
各コースは、深入山の林道や川沿いの紅葉が楽しめるルートで、紅葉の木々や秋の花々が一面に広がるこの季節ならではの絶景が満喫できます。10km、20㎞コースの道はほどんど舗装され初心者に優しい道でした。また途中には水分補給所や簡易トイレも用意されており、気軽に休憩しながら秋の自然に浸れました。
地元ブースで地域の魅力も発見
会場には、地元の味を楽しめる飲食ブースやお土産コーナー、神楽やアルペンホルンの演奏などもあり、ウォーキング大会に参加していない人々も楽しめるイベントも開催されていました。特に地元特産品を並べたブースは、安芸太田町の魅力が詰まった温かな雰囲気でした。またヨガ教室では、深入山を背後に屋外でヨガが開催されており大好評。私は青空の下で、あゆの塩焼きをいただき、木工教室でマガジンラックを作りました。
キャンプと温泉でリフレッシュ
会場である「深入山グリーンシャワー」には、グランドゴルフ場やオートキャンプ場、温泉施設があります。そのためキャンプや温泉と組み合わせてゆったり楽しむのもおすすめです。
そこで、前日からオートキャンプ場に泊まり、体力をつけるために夕食は焼肉を食べて準備しました。キャンプ場は13時がチェックアウトなので、荷物を置いたまま大会に参加が可能。秋の空気を感じながらじっくりと自然を満喫できました。そしてゴールした後は、温泉で疲れた体を癒し、サウナでリフレッシュするぜいたくな時間。歩き疲れた体に温泉のぬくもりが染みわたるようで、とても気持ちよかったです。
もみじウォーク大会の魅力
紅葉と地元の温かさに触れるこのイベントは、秋ならではの自然散策と健康づくりを両立する素晴らしい機会です。自然の中でリラックスし、温かい雰囲気の中で充実した時間を過ごしました。参加証や完歩証もいただき「また来年も参加したい!」と感じるものでした。

みなさんも、この安芸太田町のイベントに参加したり、紅葉をみながらウォーキングにキャンプ、温泉にと心身ともにリフレッシュしてみませんか?
〈安芸太田ウォーキング大会 深入山「もみじウォーク」概要〉
開催日:令和6年10月13日(日)
受付会場:深入山グリーンシャワー(広島県山県郡安芸太田町松原1-1)
駐車場:無料駐車場完備
問い合わせ:0826-29-0211
コース内容:
・裏深入と川のせせらぎコース:20km、約5時間
受付:7:30~、開会式:8:00、スタート:8:30
・裏深入山林間コース:10km、約3時間
受付:8:30~、開会式:9:00、スタート:9:30
・のんびり満喫林間コース:3km、約1時間
受付:9:30~、開会式:10:00、スタート:10:30
参加費:
・WEB申込:1,200円
・FAX/郵送申込:1,500円
・小学生以下:無料
(参加費にはコース地図、大会記念品、傷害保険料が含まれる。また、事前に参加登録証が郵送されます)
参加資格:当日健康で参加できる方。小学生以下は保護者同伴が必要