11月に金沢市でシビックテックミーティングが行われました。シビックテックとは、Civic(市民)とTech(技術)をかけあわせた造語で、行政サービスだけでは解決するのが難しい地域にある様々な課題をIT技術を使って市民みんなで解決し、住みやすい社会を作る活動です。
今回は、能登半島地震もあり、「防災」をベースに市民とICTで地域の防災を一歩進めよう!というテーマでした。
事例紹介その1:能登半島地震におけるシビックテックの取り組み
石川県にあるシビックテック活動をしているコード・フォー・カナザワがどんな活動をしたのか、代表の福島健一郎さんからコネクトマップを立ち上げた経緯などをお話いただきました。
事例紹介その2:デジタルツイン×シビックテックによる災害対応
県内の建造物や自然地形などをレーザー光で測量し、デジタルデータを収集します。どう災害に役立てるのか、などとても興味深いお話でした。
災害に強い危機感を持って取り組んでいる他県の事例を紹介すべく、今回は静岡県庁の杉本直也さんに、静岡の先進事例についてお話いただきました。
「防災のデジタル化」の中でも、デジタルツインという、現実にある建築物や街、自然の地形などをデジタル空間上で“ツイン”つまり“双子”のように再現するという技術を取り入れて災害の現場で役立てているのが静岡県なのです。
県内の建造物や自然地形などをレーザー光で測量し、デジタルデータを収集します。どう災害に役立てるのか、などとても興味深いお話でした。
事例紹介その3:能登半島地震から考えるフェーズフリーなカナザワ
石川を拠点とするコミュニティ財団「ほくりくみらい基金」の永井三岐子さんに実際に震災後に視察に行ったり、支援団体の援助をしている立場から能登半島の今についてお話しいただきました。
石川を拠点とするコミュニティ財団「ほくりくみらい基金」の永井三岐子さんに実際に震災後に視察に行ったり、支援団体の援助をしている立場から能登半島の今についてお話しいただきました。
グループに分かれてICTを活用した防災について話し合う時間もあり、活発に意見交換されていて、楽しい時間となりました。