兵庫県神戸市東灘区御影塚町、新在家駅から徒歩約5分のところにある「甲南漬本店」へ行ってきました。
名物の漬物をはじめ、調味料やお菓子など商品が多彩な同店。特に漬物の種類が豊富で、手土産としても喜ばれることが多いそうです。
明治三年の創業以来、歳月とともに培ってきた伝統の技術で丹念に漬け上げた本格奈良漬、甲南灘の名産と言われる「甲南漬」は、酒どころで有名な灘の酒粕をふんだんに使い、自社醸造の白菱本味醂、粕で味を調え、一年以上の歳月をかけて丁寧の漬け込んだ芳醇なコクと香りが自慢の奈良漬け。
本当にたくさんの野菜のものがあり、驚きました。
お土産に喜ばれるのも納得です。
本店は広い敷地内に「武庫の郷」と呼ばれるコミュニティスペースがあり、平成7年の阪神淡路大震災で倒壊した甲南漬本店跡地に作られたそうです。
「こうべ甲南武庫の郷」は、甲南漬本店、甲南漬資料館、カルチャー教室、料理実習のできるクッキングルーム、テナント2店舗、イベント広場、日本庭園、市民トイレなどで構成されています。人が和み、憩い、集まれる複合クリエイティブスペース、そして美味伝承を実体験できる一大エリアとして歩んでいます。
資料館は見学ができ、ラウンジもありました。私が訪れたのは夕方で閉店の時間でしたがモダンな空間が素敵でした。
奈良漬の歴史や奈良漬の主原料である、酒粕の主産地、灘五郷との関わりを説明する資料や高嶋酒類食品株式会社の150年にわたる歴史やみりん作りに関する道具を展示している資料館。
いろいろ学べて勉強になります。
建物を抜けると庭に出ます。庭から本店へも入店出来て、とても興味深い施設だなと思います。