神護寺は高雄にある真言宗の古刹。奈良時代末期に和気清麻呂が創建した「神願寺」が和気真綱によって高雄に移され、高雄山寺と合併して「神護国祚真言寺」と号しました。初代住持は空海です。
高雄山の中腹に位置する山岳寺院で、京都屈指の紅葉の名所として有名。すぐ近くにある槙尾の西明寺、栂尾の高山寺と合わせて「三尾」と呼ばれます。
紅葉は、行くのが少し遅かったかな…
神護寺の方にお聞きしたところ、例年は11月下旬に見頃を迎えるそうです。
今年は9月から11月の気温が高く、例年より遅れて12月の頭に見頃を迎えたそうですが、かなり色褪せ、散ってしまっていました。
しかし、このように所々美しい場所があり、ギリギリだけど紅葉を楽しむことはできます。
見頃の最盛期は過ぎていましたが、散りもみじも風情があっていいものです。
余談ですが、来年2025年1月17日公開の映画『室町無頼』は神護寺でも撮影が行われたそうです。映画を観てから聖地巡礼として訪れるのもいいですね。