蛸薬師堂は新京極にあり、「蛸薬師通り」の由来にもなっているお寺です。

堂内は撮影禁止のため、入り口付近だけ撮らせていただきました。正式には「浄瑠璃山 永福寺」で、最澄が彫った薬師如来を祀ったのが起こりだそうです。

蛸薬師堂と呼ばれるようになったのは、永福寺の僧侶が病気の母のため、母の好物のタコを買ったことによるそう。
本堂の前には、病気が治ると言われている「なで蛸」がいました。
僧侶としては、生き物を食べるために買ってはいけなかったのですね。そのことを咎められて薬師如来に祈ったところ、タコが薬師経の姿に変わり、母の病気も治癒したのだとか…。

通りの名前になるほど庶民から信仰された蛸薬師。ぜひお参りしてください。
蛸薬師堂の情報
京都市中京区新蛸薬師東側町503拝観時間:8:00~16:30