智積院は、東山七条にあるお寺です。
有名な三十三間堂の前の通りをまっすぐ東へ行くと、智積院に突き当たります。
境内の敷地は広く、一つひとつの建物が重厚な印象。
参道も広々としています。
参拝する人はほとんどいません。とても静かな雰囲気です。
金堂と呼ばれる智積院の中心的な建物は、弘法大師の生誕千二百年を記念して、昭和50年に建設された比較的新しいものです。
風にはためく色とりどりの布が印象的でした。
ご本尊は大日如来です。
こちらは金堂の右手にある明王殿。
元々は四条寺町の大雲院の本堂だったものを移築したそうです。
さまざまなお寺をめぐっていると、こうして移築されたものが意外と多いことに驚きます。
金堂の前にある仏足石。
お釈迦様の足裏だそうです。
聖者の足跡として信仰されているのだとか。

静かで雄大なお寺でした。三十三間堂から近いので、ぜひ一緒にお参りしてください。

智積院の情報
京都市東山区東瓦町964
拝観時間:9:00~16:00