京都市北区にある地蔵院。1本の木に多色の椿が咲く「五色八重散椿」があることから、「椿寺」とも呼ばれています。椿の木は、豊臣秀吉が寄進したものだそう。
普段は非公開のお寺ですが、「京の冬の旅」で特別公開中です。

小さなお寺ですが、創建は奈良時代の高層・行基という、由緒あるお寺です。
上の写真右手の阿弥陀如来像が本尊で、上と横に大きく張った髪型が特徴的。
黒谷金戒光明寺の辺りにアフロで有名な仏像がありますが、それに匹敵するヘアスタイルです。通常公開していたら人気が出そうですね。

境内には、赤穂浪士に関係した天野屋利兵衛の墓所や、与謝蕪村の師匠・夜半亭巴人の墓所などもあります。

境内には大きな桜の木もありました。
地蔵院(椿寺)の情報
京都市北区大将軍川端町2
拝観時間(特別公開中):9:00~16:00