全国唯一伊勢神宮御料酒献上蔵の誇りがある自慢の酒「白鷹」。

兵庫県西宮市鞍掛町、西宮駅(阪神)の出口から徒歩約10分のところにある「白鷹禄水苑」は、地域の歴史や文化、灘の酒にまつわる様々な情報を内外に発信することを目指した、西宮の蔵元が運営する文化施設です。
瓦葺きの大屋根や、漆喰壁、虫籠窓(むしこまど)など、造り酒屋が軒を連ねていたこの町の歴史の記憶を思い起こさせるような懐かしい造りの外観に心惹かれます。
酒蔵には必ずあるシンボルのような杉玉。元々「良いお酒ができるように」との願いを込められた願掛けの玉だとして全国の酒蔵や酒屋に広がったそう。今では、各地で見ることができ、杉玉の色の変化には旬な日本酒を知らせる意味もあるのだとか。
中に入ると、酒蔵特有の照明がいいですよね。「美禄市」とよばれるショップでは季節限定酒を中心に、日本酒の新しい楽しみ方をテーマにした品揃え。
白鹿の商品やフードなどのおみやげ物がたくさん販売されています。
また右奥ではバー「蔵 BAR」があり、欅の一枚板のカウンターで"灘の生一本"白鷹をじっくりと味わっていただけます。試飲もさせてくれるので人気でしたよ。
そして正面奥には見事な庭園が。その奥にトイレがあるので、トイレに行く際も出る際もなんだか清々しい気持ちになれる別世界のようです。
これはバーのメニューです。お手軽にふらりとちょい飲みが出来ます。珈琲もあるので飲めない人も楽しめますよ。

さらに左奥には、「東京竹葉亭西宮店」という江戸前の鰻蒲焼を中心とした、伝統の懐石料理が定評の老舗があります。
鰻料理などの美味しそうなラインナップでした。ちょっとゆっくりしっとり。大切な人と訪れたい場所だと思いました。