巨大な赤鬼の像が目印の新名所「豆が島」。ここは、買って・食べて・見て楽しめる、まさに遊び心がたっぷりのスポットです。
今回は節分にちなんで訪れてみました。あいにくの雨模様でしたが、店内は多くの来客で賑わっていました。古民家を思わせる趣のある空間には、天井に大きな扇子や和傘が飾られ、壁一面には訪れた方々の色紙がずらり。どこを見てもワクワクする装飾に、自然と気分が高まります。
「豆が島」では、バリエーション豊かな豆腐や大豆食品が並び、江田島の郷土料理「大豆うどん」やソフトクリームなども味わえます。店内の商品は、隣接する徳永豆腐店で作られたものが中心。新鮮な大豆を使ったこだわりの逸品ばかりです。

寒い日だったのでさっそく「田舎うどん」を注文。たっぷりの大豆、わかめ、野菜とちくわの天ぷらが2本添えられています。見た目がどことなく鬼の顔のようで、節分らしいユーモアを感じました。

さらに、豆乳が飲み放題! 濃厚でまろやかな豆乳は、料理との相性も抜群です。トッピングにかき揚げを追加して、ボリューム満点の食事を堪能しました。
食後は、お土産コーナーへ。ここでは、網を使って「豆とうふ」をすくう体験や、くじ引きでワクワクしながら商品を選べる楽しみもできます。味だけでなく、体験も一緒に持ち帰れるのが嬉しいポイントです。
敷地内には、低カロリーで体に優しい洋菓子を扱う〈鬼のおやつ「MIKIYO」〉が併設されています。ここでは大豆を使ったスイーツが並び、特に人気なのが「賞味期限5分」のおやつとうふ。田舎うどんでお腹いっぱいになったばかりでしたが、気になる「おやつとうふ」を注文しました。サイコロ状の絹ごし豆腐に、ほのかに甘いきな粉が絡み、大豆の風味を存分に楽しめる逸品。デザートは別腹、ということで最後まで大豆尽くしの味わいを満喫しました。

ほかにもクリーミーな味わいのバスクチーズケーキや豆乳プリン、も販売していました。天気のいい日はお店のベランダでコーヒーとともに、ゆったりとした時間を過ごすのもおすすめです。
節分の時期に訪れましたが、「豆が島」は一年を通して楽しめる魅力がたっぷりのスポット。グルメもお土産も、遊び心満点の仕掛けも大満足のひとときでした。次回は天気の良い日に、赤鬼の像と一緒に写真を撮りながら、また訪れたいと思います。
島の駅 〈豆が島〉
住所:広島県江田島市大柿町飛渡瀬601-13
電話:0823-40-3038
営業時間:11時~16時
駐車場:無料あり
定休日:火曜日

鬼のおやつ MIKIYO〉 
住所 :広島県江田島市大柿町飛渡瀬601-1
(島の駅 豆ヶ島 同敷地内に隣接)
電話: 0823-36-6606
時間 10時~16時
駐車場:無料あり
定休日:毎週火曜日