
甘くて美味しい果物 パパイヤを知っている方は多いでしょうが、青パパイヤってご存知ですか?
パパイン酵素、ポリフェノール、ビタミンA、ビタミンC、カリウム、マグネシウム、カルシウム・・・本当に栄養価が高いですね。
完熟する前に収穫して、果物ではなく野菜として食べるのだそうです。
沖縄地方などでは夏の葉物野菜が減る時期に重宝する栄養価の高い食材といわれています。
そして、今、鳥取県ではこの青パパイヤの生産に力を入れています。
なぜなら、ご多分に漏れず農業人口が減る中、青パパイヤは5月に植え付けた後ほとんど手がかからずに、早ければ10月に収穫できるそうです。
熱い最中の草取りに手を焼くこともほとんどないそうで、ご高齢の農家の方にも育てやすい植物なのです。
11月に大山 ガーデンプレイスで行われた「森と清流の里 ふれあい祭」に行った時、初めて青パパイヤと出会いました。

新鮮な農産物や手作りの雑貨がたくさん並ぶ中、すぐに出会った青パパイヤへの興味が強すぎて、迷いながら最後に買ってしまいました。
お米、今思えば安かったなぁ^^

採れたて新鮮な野菜や果物がたくさんありました。

そして、思えば最初のテントが青パパイヤでした。

いざ、料理に挑戦してみます。よくわからないので思いつくままに。
実際手に取るとかなり大きくてずっしりしています。


カボチャほどは固くないですが、密度が高いしっかりとした果肉です。

作ったのは、煮物、きんぴら、マヨネーズ和えの3品です。レシピが紹介してあった天ぷらは、油分を控えたいので作るのをやめて、青パパイヤの味がよくわかるようなメニューを目指してみました。

<青パパイヤの感想>
ズバリ!メインに使うというより、補助的に使う方が良さそうです。
というのは、調味料をあまり吸わず味が付きにくいです。ですから、できるだけ小さくカットしたほうが美味しく食べられます。
また、たんぱくな味ですが、かすかに青臭みがあるので、やはり味がしっかりした食材に混ぜて使うのがベストに思いました。
ここに紹介していないのですが、ゆでた後ペーストにしてポタージュにも使ったのですが、ジューサーで細かくしてから加熱しても、牛乳と分離してしまいあまり美味しくなりませんでした。
結果、青パパイヤは細かく切ってきんぴらや和え物に、メイン食材に補助的にプラスして使うのがベストだと思います。
味が染みにくい特徴をうまく活かせる調理法がおすすめですね。
でも、栄養価が高いので、これからも工夫して使ってみたいところです。
そしてまた来年、新たな食材に出会いたいな(*^^*)

ガーデンプレイス住所:鳥取県西伯郡伯耆町丸山1800-26電話:0859-39-8111
※「森と清流の里 ふれあい祭」は毎年10月下旬から11月上旬に開催されます
営業時間:9:00~17:00
定休日:水曜日