南禅寺は京都観光の際に多くの人が訪れる寺院です。
そんな境内に巨大な橋があるのは、みなさんご存じでしょう。

この「水路閣(すいろかく)」は文字通り水路です。
しかしガイドブックほど赤くはない・・・

山側へ行ってみました。
こっちから見ると赤い!

実はこの水路閣の上部を歩けることは、あまり知られていないようです。
まずは水路閣の説明から。

水路閣は疎水を流す「水道橋」で1888年(明治21年)に造られました。
琵琶湖疎水は南禅寺から西の鴨川へ流れ込みますが、実は蹴上で分岐して北の方へも流れています。

水路閣は、その北の方へ疎水を流すために造られました。
哲学の道の傍も流れており「白川疎水」と呼ばれています。

上はこんな感じ。
東向きに流れています。
西は上流でインクライン方向です。
水路の両脇を歩けますが、厳密に言うと上の写真の左側は別の小さい水路のようです。
しかし普段は枯れています。

前々から歩いてみたかったので行ってみました。
動画を撮ったので、良ければご覧ください。

南禅寺から蹴上疎水公園辺りまでです。
撮り方が下手で映像がフラフラしています。
途中、私の声や他の観光客の声が入ってしまいました。
7分以降は動画を止められずアタフタしていたので謎の映像になっています。

編集の技術が無いのでそのままでごめんなさい・・・
水路の始まりには蹴上発電所の取水口もあります。
現在も発電所は稼働しているそうです。
しかしこの日は水が流れていませんでした・・・
鴨川方向へ疎水を流しているパイプがありました。
めっちゃ太い。
発電所は京都地下鉄の蹴上駅付近にあります。

ここから京都の街並みが見えるとは!遠いけど。

これから散策にはよい季節になります。
京都観光の際に、お時間があれば是非。


水路閣 (南禅寺の公式で紹介しています)
住所:京都府京都市左京区南禅寺風呂山町
入場時間:24時間
入場料:無料
その他:日没以降は危ないので避けた方が良いでしょう