長野県諏訪市にある諏訪大社。今回は上社の本宮を紹介します。
本宮の参道にはお土産屋さんが並び、栄えている雰囲気。しかしこちらは本来の表参道ではないそう。
元々の表参道はこちら。戦時中に人が殺到しすぎてもう一つの参道を作ったところ、そちらが主になってしまったのだとか。
お土産屋さんが並んでいた参道から入って参拝し、こちらからもう一度入り直す人も多いのだそう。
本来の参道からは、入口御門というところを通るようになっています。このトンネルのようなところを歩いて拝殿へ向かうのですが、なかなか神聖な雰囲気。
途中、神が降臨したとされる磐座(いわくら)が見えます。横ではちょうど御祈祷中でした。
拝殿に着きました。本宮には、本殿はありません。山そのものがご神体なのだそうです。ご祭神は建御名方神(たけみなかたのかみ)で、武の神である建御雷神(たけみかづちのかみ)に負けてこの地に封じ込められた神なのだとか。

日本三軍神の一柱で、劣勢にも屈しない神さまなのだそうです。戦時中に行列ができた理由がわかりますね。

残りの下宮(春宮・秋宮)には今回は行けませんでしたが、また改めて訪れたいと思います。

諏訪大社 上社 本宮の情報
長野県諏訪市中洲 宮山1