蹴上駅から南禅寺に向かう方の多くが通るレンガ造りのトンネル。
何気なく歩いている観光客も多いですが、よく見ると奇妙です。

何か違和感がありませんか?
よく見てみると・・・

わざと斜めにしています。
レンガをらせん状にするは強度を増すための手法です。
鉄道トンネルでは多く取り入れられているそうですが、歩道としては珍しいようですね。
このトンネルは「ねじりまんぽ」という愛称で呼ばれています。
正式には「蹴上トンネル」です。
昔はトンネルのことを「まんぽ」と呼んでいました。
つまりねじりまんぽは捻じれたトンネルという意味です。鉄道トンネルでは多く取り入れられているそうですが、歩道としては珍しいようですね。
ところで入り口上には看板が掲げられていますが、トンネル名が書かれているわけではありません。

蹴上側に掲げてある看板には「陽気発処(ようきはっするところ)」と書かれています。
精神集中すればどんな困難にも打ち勝てるという意味です。
そして南禅寺側は・・・

ちょっと見にくいですが「雄観奇想(ゆうかんきそう)」と書いてあります。
住所:京都府京都市東山区東小物座町蹴上駅
営業時間:24時間
意味は素晴らしい眺めと考えだそうです。
南禅寺側からトンネル内の動画を撮ってみました。
相変わらず下手ですが、短いので良ければ見てください。
何故かshort動画でしかアップできませんでした。
おまけに貼り付けられない・・・
こちらからご覧ください。
ねじりまんぽ[蹴上トンネル] (日本遺産ポータルサイトが紹介しています)
住所:京都府京都市東山区東小物座町蹴上駅
営業時間:24時間