名古屋の商店街としては、大須がとても有名ですけど、実はこちらの円頓寺商店街もマイナーとして、密かに地元の人に親われています。
落ち着いた風情を楽しむことができるらしい…!
名古屋の三大商店街のひとつの円頓寺商店街を、歴史探訪もかねて散策して来ましたので、ご紹介します。
まずは、円頓寺商店街をご案内します♪
円頓寺商店街は、名古屋駅と名古屋城のほぼ中間に位置して、アーケードの屋根は一面に太陽光発電パネルが設置されています。
家康が行った清須超し以降、堀川・美濃路沿いにあったことから、寺社の門前町として発展していった町です。
ここに足を踏み入れた途端、どこか名古屋の雑踏を忘れたかのように、一気に下町情緒にタイムスリップした錯覚に陥りそう…!
円頓寺商店街のはじまりは、慶長17年(1612年)頃で、政治的中心であった清須から名古屋へ城を移す際についてきた商人の町で、名古屋で最も古い商店街です。
五条川方面に向かって歩くと、金刀比羅神社が見えて来ます。
もともとは、尾張藩家老の大道寺家の屋敷内にあり、庶民繁栄願って1859年にこの地に移ったのだとか。
ここのおみくじは、何と名古屋弁で書かれています!
ユーモラスたっぷりのおみくじを、あなたも一度、引いてみませんか?
お昼近くに行ったせいか、円頓寺近辺はオフィス街なので、サラリーマンやOLさん達で結構、賑やかな雰囲気が!
私もその人達に交じりながら、喫茶、食堂、民宿。「なごのや」でランチをすることにして、オリジナルブレンドコーヒーと小倉サンドを注文。
カップには、並々ならぬコーヒーが注がれていて、飲みごたえあり!
小倉サンドも生クリームが添えられて、Wの甘さが楽しめます。
こちらは、スペイン食堂のBER DUFIです
お値打ちな価格で、様々な料理が楽しめるのが、人気らしいです。
サラリーマンだらけで満席状態…!
バルとして、夜11時までお酒と一品料理が味わえます。
圓頓寺は、承応3年(1654年)に普敬院日言上人によって、開創された寺院。
こちらは、子育てや安産の神様である鬼子母神を祀るお寺さんです。
名古屋築城時の棟木の余材で、作られてるそうだとか。
昔ながらのお店から新店舗まで、円頓寺商店街のこれからの発展の活性化として役立っているのに違いはありませんね。
円頓寺商店街の終点は、五条橋になります。
五条橋は、名古屋築城と同時に開削された堀川に初めて架けられた橋です。
名古屋市の都市景観重要建築物に指定されています。
それでは、こちらと併せて、円頓寺本町商店街の記事もご覧くださいね。
円頓寺商店街

住所
愛知県名古屋市西区那古野一丁目 6-16
交通アクセス
名古屋地下鉄利用の場合
地下鉄桜通線「国際センター」駅下車 2番出口より北へ徒歩8分
地下鉄桜通線・鶴舞線 「丸の内」駅下車 8番出口より西へ徒歩8分
市バス利用の場合
名駅12号線「円頓寺南」下車 北へ徒歩1分