別府で静かなブームとなっている個人書店「まわれ虎」に行ってきました。
別府駅の商店街の近くにあります。
公式サイトでみましたが、こちらの店主さんは東京出身だそうです。
特に説明がなかったので、恐らく大分県にゆかりのない方なのでしょう。
店主さんいわく、都会は人やモノ等がたくさんあるが、そこは自分の居場所とは思えなかった。そこで色々と住むべき地方を探し、この大分県に来たとのことです。

素晴らしいですね。正解です!!と声を大にして言いたいです。

大分県は最高の山と海を持ち、自然がいっぱい。しかし、栄えているところはほどよく都会です。ただ、田舎にしろ街にしろ、人と人の距離が近いように思えます。
これは私自身、東京に7年住んで地元の大分県に戻ってきた時に気づきました。

地元の良さは、一度地元を長期間離れてみて初めてわかるのではないかと思います。

勿論、都会の代表格である東京や大阪、福岡等の市町村が住み心地が悪いわけではありません。むしろ何かをしようと思ったら、東京の方が人との出会い、情報、チャンスは沢山あります。

ただ、故郷とはまた別の意味の「自分の居場所」だと思わせてくれる土地としては、大分県というのは良い選択肢かと思われます。

地元愛が過ぎますかね?笑
おっと、失礼。
改めて書店をご紹介します。

芸術と現代思想の本がやや多い印象です。
恐らく売れる本というよりは、オススメの本、それも店主さん自らが面白いと思ったもののみを置いているのではないかと思いました。
色々なグッズも販売されており、また、二階はにはカフェもあるようです。
オリジナルの冊子も販売しています。
こういうのいいですね!!
残念ながら、2025年5月7日をもって、別府での営業は終了し、中津市の耶馬渓に移転するそうです。

耶馬渓のどこで営業するのか等は、公式サイトでお知らせがあるでしょう。

しかし、非常に興味深い書店さんでした。
今度は耶馬渓まで行きますかね!!