
私は、年に1回は地元の美術館に足を運んでいます。
毎年、どのような展示がされるのかワクワク感がありますが、今回は、「珠玉の東京富士美術館コレクション 西洋絵画の400年」の名に連られて、早速、行って来ました。
皆さんも西洋絵画を鑑賞して、自分の感性や美意識をさらに高めてみませんか?
展示されていた絵画を一部ですが、写真撮影が可能でしたので、ご紹介いたしますね♪

これは、セザンヌ作「オーヴェールの曲がり道」です。
セザンヌは、静物画が有名で知られていますが、オーヴェールは、フランスの画家の村で、セザンヌの感性で描かれた町並みの素朴さが滲みでていますね。
後期のセザンヌの特徴になる「斜め」や「構成的」な筆触の萌芽がポイント。

こちらは、モディリアーニ作「ポール・アレクサンドル博士」です。
モディリアーニは、イタリアの画家でエコール・ド・パリの一人。
このモデルは、医師で美術愛好家らしいです。
医師の貫禄もあり、バックの暗褐色がいかにも堅苦しい色彩を醸し出していますね。
モディリアーニは、イタリアの画家でエコール・ド・パリの一人。
このモデルは、医師で美術愛好家らしいです。
医師の貫禄もあり、バックの暗褐色がいかにも堅苦しい色彩を醸し出していますね。

次は、ゴーガン作「水辺の柳、ポン=タヴェン」です。
ゴーガンは、フランスの画家で、ポン=タヴェンは、フランスのブルターニュ地方の小さな村のこと。
セザンヌとは違った技法で、構図や色彩が情緒的な静寂感を表現していて、ゴーガンの過渡期作品と言えます。

最後は、あまりにも有名なモネ作「睡蓮」です。
モネは、自宅の日本庭園の池を舞台に睡蓮を描き、本作は15点の連作の1点。
柔らかで繊細なタッチが、池の水面を睡蓮を見事に反映しています。
光の微妙な加減も色彩も調和が取れていて、鑑賞者を安堵させますね。

また、名古屋市美術館では、一般来館者への展示室でのボランティアの方による対話ミニトークを催しています。
私も参加しまして、美術史の知識を奥深く知れるので、ボランティアの方の蘊蓄を聞くのをオススメしたいです!
実施日は、5/27(火)、5/28(水)、5/29(木) で、時間は、11:00~と13:30~と2回あります。
地下1階キッズコーナーに集合して下さいね!
時には美術鑑賞をして、絵画で目を養い感性を研ぎすまして、心の純化もいいかもしれませんね。
尚、「西洋絵画の400年」は、令和7年6月8日まで開催されてます。
まだ鑑賞してない人は、急いで名古屋市美術館へ GO!
名古屋市美術館
住所
〒460-0008
愛知県名古屋市中区栄2丁目17-25 芸術と科学の社・白川公園内
電話
052-212-0001
開館時間
午前9時30分~午後5時
祝休日を除く金曜日は午後8時まで
休館日
月曜日(祝休日の場合は開館し、翌平日休館)
アクセス
地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」下車、5番出口から南へ徒歩8分