旧林家住宅
歴史民俗資料館の北隣にある旧林家住宅。
旧林家住宅は明治24年の濃尾地震で倒壊した美濃路起宿脇本陣の跡地に再建されました。
林家は元々、享保5年(1720)から明治維新まで、起宿脇本陣と木曽川の渡船を管理する船庄屋を務めていました。
大正初めに主屋が建てられました。昭和には江戸時代の屋敷構えを意識した裏座敷が増築されました。
平成14年には国登録有形文化財に登録されました。平成30年度より耐震補強整備工事を実施、裏座敷へと続く渡り廊下の赤い土壁など、建築当時の姿に戻りました。
ちなみに…
旧林家住宅にはハートマークが5つ隠されています!
私は2つしか見つかりませんでした…
訪れた際にはぜひ探してみてください!
日本庭園
昭和に裏座敷を増築された際、日本庭園が整備されました。この日本庭園は、施主の林英太郎氏の子供となる幸一氏が作庭しました。幸一氏は昭和の初年から没するまでの約10年間、細部の指示を出し続けたと言われています。
日本庭園は四季折々の姿を見ることができ、苔はよく手入れされています。また、庭を眺めながらお抹茶とお菓子を楽しむことができます(受付時間:10時〜12時・13時〜15時  300円)
〒494-0006 愛知県一宮市起字下町211番地
営業時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休業日:毎週月曜(休日の場合は翌日)、休日の翌日(休日の場合は開館、翌日を休館)、年末・年始
アクセス:一宮西ICから20分