JR山陰線のメイン列車と言えば、特急やくも号です。
過去のデザインも人気でしたが、2024年4月から新車両273系に一新されました。
そして間もなく、第23回日本鉄道大賞、2024年グッドデザイン賞を受賞した注目の特急列車です。
辛いけど否めない でも離れ難いのさ♪
リニューアルしたJR米子駅に到着した新型特急やくも号には、もう1つ新しい楽しみが加わりました。
これは出雲方面から来た岡山行きです。
車内アナウンスや米子駅発車時には、Official髭dandyismの「Pretender」のメロディが流れます。
♪グッバイ 君の運命のヒトは僕じゃない辛いけど否めない でも離れ難いのさ♪
そうなんです!特急やくもが発車する時、米子駅ではOfficial髭dandyismのヒット曲が流れるようになりました。

というのも、山陰初の4人組バンド Official髭dandyismのボーカル藤原聡さん、ドラムの松浦匡希さんが米子市の出身なのです。

特急やくものこの独特なブロンズカラーは、
・日本夕日百選に選ばれている宍道湖に沈む夕陽の鬱金(うこん)色
・奥出雲のたたら製鉄の黄金(こがね)色
・名峰大山の夏山開き祭に行われるたいまつ行列の銅(あかがね)色
・島根の特産 石州瓦の赤い赤銅(しゃくどう)色
が着想元になっています。
窓枠を縁取るベージュとのコントラストが美しいです。



ヒゲダンの「Pretender」のグッバイ!と共に特急やくも号は岡山に向かって走り去っていきました。
また、岡山方面から出雲に向かう特急やくも出雲行きは、縁結びの出雲大社にちなんでであろう「I Love…」のメロディが流れます。
♪高まる愛の中 変わる心情の中 燦然と輝く姿は♪
こちらは「グッバイ!」でなくて良かったです。米子駅でキュンキュンする人が増えそうです。

一方、0番乗り場=霊番乗り場は、ゲゲゲの鬼太郎の作者 水木しげる氏の故郷、境港市に向かうJR境線の始発駅です。
お馴染みのキャラクターが道案内してくれるので、乗り換えの方にもわかりやすいです。
ここは昔通り変わらない風景がありました。米子駅の中でもローカルで独特の妖怪チックな雰囲気です。^^

JR境線の駅にはそれぞれ妖怪が割り当てられて○○駅と呼んでいます。
始発の米子駅はねずみ男駅で、終点の境港駅は鬼太郎駅です。
車内アナウンスは、鬼太郎の声優さんと猫娘の声優さんがしてくれます。

JR米子駅でいろいろな発見をしてみてくださいね。
●住所:鳥取県米子市弥生町
●電話:0859328167
●営業時間
みどりの窓口:7:00~19:30
みどりの券売機:5:00~23:30
●一般車駐車場
駅南側に有り 24時間(年中無休)初めの30分無料