京阪電車藤森駅の周辺を歩いていると、七瀬川にかかる橋のそばに石標が。
「了峰寺」とお寺の名前がありました。

了峰寺は、川の右手奥にありました。

創建は平安時代の初期という、かなり歴史のあるお寺です。
長久山という山号を持ち、本尊は釈迦如来とのこと。
長久山という山号を持ち、本尊は釈迦如来とのこと。
通常非公開ですが、春には境内にしだれ桜が咲くそうですよ。
石標のあった場所は、七瀬川にかかる「直違(すじかい)橋」という橋のたもと。

七瀬川は、大岩山から流れる淀川水系の川。
直違橋は、この七瀬川と、豊臣秀吉が作った伏見街道の合流地点にあります。
南北を通る伏見街道に対して、七瀬川が斜めに流れているため、橋も斜めにかけたことから「直違(柱と柱の間に入れる斜めの補強材)」の名が付いたのだそう。
ちょっとしたスポットにも、さまざまな由来がありますね。
了峰寺の情報
京都市伏見区深草直違橋南484