『岡直三郎商店』の醤油醸造業は、江戸時代(天明7年:1787年〜)からその伝統を守り続けています。
素材と製法にこだわった醤油は、「日本一」の称号に恰好!
その丹精な仕込みについて学ぶために、蔵を案内してもらいました。
蔵の中に入ると、ぷーんと醤油もろみ(発酵・熟成段階のもの)の香りが・・・

ずらりと並ぶ大きな仕込み桶は、創業以来200年以上もの間受け継がれているもの。
醤油造りにおいて超重要な酵母が染み付いたこの木桶を使って、発酵・熟成が行われています。

さて、2階に上がってみましょう!
国産にこだわった丸大豆と小麦、それらが「プチプチ」と発酵していく音が響き渡っています!

この木桶で1年以上発酵・熟成させることで、独特の風味を作り出せるそうです。
ここでしか作り出せない風味・・・それこそが『岡三郎商店』の醤油が「日本一」たる所以なのですね。
熟成を促進するために攪拌したり、絞り出しの時期を見定めたり・・・。
芳醇な醤油を造るための職人技が、ここに結集しています。

ちなみにこちらが仕込み始めたばかりの若いもろみで、
こちらが1年近く発酵・熟成し、絞りの時期が近づいてきているもの。
比較すると、色がより醤油らしくなってきていることが分かります。
蔵の屋根や梁には、醸造に必要な菌(麹菌、乳酸菌など)が染み付いています。
磨いてそぎ落としてしまうと、醤油の風味に影響が出てしまうのだとか。

また、季節による寒暖差も重要なファクターだそうです。

素材、技術、環境、時間・・・そして何より、「美味しい醤油を届けたい」という愛情。
それらの結晶が、『岡直三郎商店』の「日本一しょうゆ」なのですね。