中書島という名前は、京都の観光スポットとしてはあまり馴染みがないかもしれません。しかし、中書島駅から一歩外に出ると、風情ある伏見の街並みが広がります。

駅から出るとすぐに、弁財天が祀られている長建寺の碑が立っていました。碑の左側にある道を進むと、酒蔵が並ぶエリアに出ます。

庶民的な雰囲気の通りです。日本酒が造られている土地だけに、居酒屋が多い印象でした。この辺りはおそらく、観光スポットというより地元の人が立ち寄るエリアなのでしょう。

弁天橋の辺りに出ました。十石舟の乗り場と、岸の向こうには酒蔵があります。十石舟は、ちょうど出発するところでした。

中書島の由来が書かれた看板が。この付近に邸宅のあった大名・脇坂安治の官職が由来になっているよう。
付近には酒蔵だけでなく、幕末の史跡も豊富です。各スポットはまた別の記事で紹介したいと思います。
京阪電車中書島駅の情報
京都駅から約14分(近鉄線で丹波橋駅乗り換え)
出町柳駅から急行にて約21分