夏だから少し涼しくて景勝の良い所に行きたい!と思い、先月、定光寺付近に行って来ましたが、本当に暑いせいか、全く人がいない…。
JR定光寺駅は、無人駅だし…。
そんな不安とはうらはらに、少しウキウキする自分がいることも然りで。
それでは、目で納涼気分を味わう、夏の緑が生い茂る由緒正しき「応夢山 定光寺」を、今回はご紹介しますね♪
愛知県瀬戸市に位置する「応夢山 定光寺」は、1336年(建武3年)に覚源禅師によって、創建された臨済宗妙心寺派のお寺です。
境内には、桜や紅葉の観光スポットとしても人気があり、歴史的な建造物と美しい自然が調和した場所として、多くの人々に親しまれています。
それでは、定光寺参道の入り口から山道を登って行きましょう!
里人の協力によって、本堂を建立する際に雲水たちが定光仏と言う霊像を掘り出した夢を見たので山号を応夢山(おうむざん)、寺号を定光寺にしたと諸説にはあります。
この山道の階段は、険しく165段もあるとか…。
何とかイケるでしょう~な軽い気持ちでいると、さすがに体力がないし暑いのではっきり言ってもう歩けません、動けません…。
でも、雰囲気は何だか三重県の熊野古道のような気もしたり。
いつ本堂にたどり着けるかな…?と頑張って、165段登りきる目前で、山門が見えて来ましたよ!
到着~!
体力的に階段を登るのがキツくて、京都の東寺のように、神様に呼ばれてないのでは…?と思いましたが、本堂にようやく着いて、そんな一抹の不安も払拭です!
こちらが、定光寺の本堂「無為殿」であり、国指定重要文化財となります。
本堂は、1340年(暦応3年)に建立され、火災にあった1493年(明応2年)に再建されて、本尊の延命地蔵願王菩薩が祀られています。
本堂は、方三間の主屋の周囲に裳階をとりつけた構造で、下層の斗や桟唐戸、外壁の花頭窓、内部の海老虹梁や大虹梁・大瓶束の特徴は、典型的な禅宗様をなしています。
初代藩主・徳川義直が定光寺を気に入り、自らの廟所としたことで、尾張徳川家の菩提寺となりました。
徳川義直の源敬公廟は、明の帰化人である陳元贇が設計したと伝えられ、国指定重要文化財となっています。
こちらが、源敬公廟へと誘う門です。
拝観料は100円です。
源敬公とは徳川義直の諡(おくりな)で、亡くなった後に付けられた名前です。
私も源敬公廟をくまなく見たい…と思い、拝観料を払って中へ進んだのですが、先程のキツい階段もあり、その上また気が遠くなる階段でとても無理と判断してUターンを…。
でも、是非、リベンジしたいので、またいつか源敬公廟については、ご紹介しますね。
定光寺では黒い鶏がいて、始終鳴き声が聞こえていました。
鶏の鳴き声には、魔除けの意味があるとされ、鳴き声を聞くと御利益があるらしいです。
お寺に鶏がいる場合、一般的に「神使(しんし)」として神聖視されてることが多く、古くから神事に関わったきた歴史があり、寺院では神の使いとして扱われています。
人を見かけなくて、応夢山にある定光寺を独り占め状態で、かなり満喫できました!
一人対定光寺との対話をしたと言っても過言ではありません…。
定光寺は、尾張徳川家とゆかりが深く、災難除けや福授けの寺として信仰を集めて、特に尾張の鬼門封じとして参詣すれば災難が消え、多くの福が授かるとか。
ひっそりとした秘境みたいですけど、春や秋は人々で賑わうそうで、景色も風光明媚らしいので、折りを見てまた訪れたいと思います。
皆さんも一度は、定光寺の絶景に酔いしれてはいかがですか?
応夢山 定光寺
住所
〒480-1201
愛知県瀬戸市定光寺町373
電話
0561-48-5319
営業時間
9:00~16:30(廟所拝観時)
アクセス
JR中央本線「定光寺」駅 徒歩15分
東名高速「春日井IC」車20分
東海環状自動車道「せと品野IC」車15分






