膳所城公園の城門前を真っすぐ西へ延びる道の先にある「膳所神社」です。

トップ画の鳥居奥にある門は、当時の膳所城から移築した本丸大手門で、特徴的な本瓦葺が目を引きます。

もっと近くから表門を撮ってみました。
こちらは「薬医門(やくいもん)」と呼ばれ重要文化財に指定されています。

中に入ると「手水舎」があるのですが・・・
何かイカツイ・・

手水舎の真横は児童公園になっています。

もう少し奥に行くと「拝殿」。
かなり大きいです。
一瞬、本殿かと思いました。

本殿」はその奥です。
本殿と表門を繋いだ先に琵琶湖が来るように配置されたそうです。

御祭神は、食物をつかさどる「豊受比売命(とようけひめのみこと)」です。

この神社は天智天皇が大津の宮に遷都の際、琵琶湖で捕れた魚を献上していました。
そのため膳所は当時御厨(みくりや)の地」と定められていたそうです。

本殿の脇には末社があるのですが・・・
末社の一つ、稲荷社の手前に石造りの鳥居があります。
境内の中にポツンとあって、何でここにあるのかよく分からない配置です。

そして奥に見えているのが「稲荷社」。
末社のお社の前には、ちゃんと鳥居があるので、やっぱりさっきの鳥居は何なんでしょう?

右隣には「松尾社」。
ところでこちらには、北と南にも門があります。

まずは京阪電車の駅に近く、人の出入りが多い「北門」から。
北門も膳所城の移築城門です。

この真南に「南門」。
こちらは住宅街側で、あまり人の出入りは無いようです。

由緒ある神社ですので、お近くに来られた際は寄ってみませんか。



膳所神社(滋賀県の観光公式サイトが紹介していました
住所:滋賀県大津市膳所1丁目14−14
参拝時間:24時間
拝観料:無料
その他:近隣の駐車場をご利用ください