1ヶ所目は、フランスパビリオン。
愛の讃歌をテーマにし、ルイ・ヴィトンのトランク85個を配した空間芸術とディオールのトリコロールを並べた「バー」ジャケット・3Dプリントによる香水ボトルなどを常設展示。建物の色使いがオシャレだ。
2ヶ所目は、カナダパビリオン。
再生をテーマにし、青と白を基調にした外観は、春の訪れで凍っていた川が溶け出すことを表す。自分達は旅人となって専用タブレットで現地の暮らしをのぞき、国を体感する。伝統料理を味わえる。
3ヶ所目は、マレーシアパビリオン。
建築界の和の大家として知られる隈研吾さんが、マレーシアの象徴、伝統的織物「ソンケット」をモチーフに設計。外装は日本の竹5000本、内装にはマレーシア産を500本使用。とても自然を感じ、建物と良く調和している。自然や文化を体感できるほか、伝統工芸品の実演、多様な民族衣装の試着コーナーがある。ハラル認証を受けた地元料理も味わえる。
4ヶ所目は、ポルトガルパビリオン。
海洋:青の対話をテーマにし、こちらも隈研吾さんのデザインで、無数のロープをつるして海の色や波を表している。映像と音で歴史を感じる。
関西の魚介を使ったポルトガル料理を味わえる。
5ヶ所目は、アラブ首長国連邦パビリオン。
ガラス張りの建物で、農業廃棄物の巨木を使ったヤシの柱が特徴。ナツメヤシといい、アラブ首長国連邦の象徴を感じる。宇宙探査や医療革新の技術を紹介し、エミラティ料理や伝統工芸を体験できる。
6ヶ所目は、日本館。
いのちと、いのちの、あいだにをテーマにし、建物はいのちの循環を表す。無数の板は、空気の循環をしたり、中を見ることができる。「水から素材へ」「素材からものへ」「ごみから水へ」の3つの展示エリアがあり、自ら循環を体験することができる。

※これらの写真は2025年8月17日に現地で撮影したものになります。また、大阪・関西万博は10月13日に閉幕しました。