千利休を祖とする茶道の流派には、表千家・裏千家・武者小路千家の三千家があります。
今回はそのうちの一つ、武者小路千家の茶室に訪れました。

武者小路千家は、千宗旦(千利休のひ孫)の三男である一翁宗守(いちおうそうしゅ)による分家です。
武者小路通にあることから武者小路千家という名前が付いたそう。茶室の官休庵がこちら。

官休庵という名前もまた変わっていますが、これは宗守が高松藩の茶頭を辞して、茶室を建てたことによるそうです。

建物は江戸時代に何度か焼失し、明治時代に再建されました。通常は非公開のようですが、不定期で見学が可能になるとの情報も。ぜひ機会があれば見学してみたいです。
武者小路千家官休庵の情報
京都市上京区武者小路町小川 西無車小路613-2