哲学の道から京都市内の北側へと続いていく、琵琶疎水の分線。今回は、洛北エリアを辿ってみます。
こちらは一乗寺あたりの疎水分線。ここから鴨川の支流、高野川へと向かっています。この分線は南から北へと流れているのですよね。水の流れとしては珍しい経路です。
疎水沿いは自然も楽しめます。10月の半ば、葉の色が変化してようやく秋らしくなってきました。
一乗寺のラーメン街道と呼ばれるエリアにある「じぞうもとばし(地蔵本橋)」。橋の名前は、この辺りの地名「地蔵本町」に由来しています。
疎水の脇には、昭和レトロな雰囲気の住宅が並んでおり、どこか懐かしい町並みです。
疎水は高野川を越えて西へ向かい、賀茂川(高野川と同じく鴨川の支流)に流れ込みます。疎水沿いを歩きながら、京都の史跡を巡るのも楽しいですよ。
地蔵本橋の場所京都市左京区一乗寺地蔵本町












