東福寺の塔頭で、先日大根炊きが行われていました。大根炊きは、厄除け・悪病除けのため、お寺で炊いた大根を参拝者にふるまう行事です。
京都のあちこちで行われますが、今回訪れたのは「同聚院(どうじゅいん)」という不動明王を祀るお寺です。大根炊きと合わせて、藤原道長ゆかりの不動明王(重要文化財)が公開されていました。
湯葉大根は、京都の有機大根を使っているそうです。お出汁は昆布と椎茸かた取っているとのこと。また、白味噌ベースの精進うどんも一緒にふるまわれていました。
天気も良く、紅葉もきれいで、気持ちのよい境内です。
お堂の横にある寺務所で、護摩木と大根炊きの札をいただき、参拝してからおふるまいをいただきます。
東福寺は紅葉の名所なので混雑していましたが、塔頭の同聚院ではゆったりと過ごすことができました。
同聚院の情報
京都市東山区本町15-799
※大根炊きは12/2まで
拝観時間:9:00~16:00












