いわずと知れた京都屈指の紅葉の名所、東福寺は11月中旬ごろから平日休日関係なく混雑します。
眼下に広がる紅葉の絶景が見られる通天橋などは、さながら満員電車のようです(今年は若干ましとのうわさもあります)。
ここ数十年、秋の東福寺はずっと避けていましたが、昨年は夜間特別拝観へ行ったこともあり、今年はどうしても明るい陽のもとで紅葉を見てみたくて、
「そうだ、早朝特別拝観へ行こう!」
いつもより早起きして、防寒対策もバッチリで、朝7時20分に東福寺に到着。
すでに100人ほどの方が並んではいたものの、通常拝観時に比べれば断然空いていました。
まだ紅葉が進んでいないところもありましたが、7割くらいは色づいている感じ。
日当たりの良い場所は見事な色づきです。
庭園内の渓谷「洗玉潤(せんぎょくかん)」から見る紅葉と通天橋は絵画のような美しさ。
朝日が昇ってくると、紅葉が輝くような美しさになります。
それを待って写真撮影をされる方も多く、もちろん私もベストショットを狙います!
早朝拝観では、開山堂も拝観可能。
丸く刈り込まれたツツジや松など、深い緑に包まれた庭園で、紅葉ばかり見ていた眼を癒してくれます。
通天橋から見た渓谷、そしてもう1つの橋である「臥雲橋(がうんきょう)」へ向かって続く紅葉の海。
すごくきれいでした。
お腹いっぱいに紅葉を堪能したあとは、方丈庭園へ。
と言いたいところなのですが、この時点で8:20くらい。
まだ方丈の拝観時間(9:00)には早すぎるので、三門や本堂を外から拝見してから帰路につきました。
ちなみにただいま三門は12月7日(土)まで特別拝観中です。
京阪「東福寺」駅までの道沿いにも鮮やかな紅葉が見られました。
下の写真は東福寺塔頭の「霊源院」です。
こちらの寺院も特別拝観中で、時間が許せば行こうかと思っていたのですが、残念ながら次回に持ち越しです。
2025年の東福寺早朝拝観は、12月8日(月)まで実施されています。
早起きが得意でゆっくりと東福寺の紅葉を楽しみたい方は、一度チェックしてみてください。
まだ間に合うかも!