東福寺の北側にある塔頭・退耕庵は、小野小町のほか、戦国時代や幕末にもゆかりのあるお寺です。
山門の横には、燃えるような紅葉が見えていました。
境内はきれいに整えられていますが、奥に「拝観は致しておりません」との貼り紙があったので、現在拝観はできないようです。
境内の地蔵堂には、小野小町宛の恋文が胎内に納められた玉章(たまずさ)地蔵や、小野小町100歳像などが安置されています。
そのほか関ヶ原の戦いの謀議が行われた、忍び天井のある茶室・作夢軒があったり、幕末の志士のお墓があったりと、さまざまな日本の歴史に関わってきたお寺です。
特別拝観などが行われることがあれば、改めて参拝したいと思います。
退耕庵の場所(東福寺)京都市東山区本町15-793








