前回の真如堂から南へ少し歩くと金戒光明寺の北門が見えてきます。
数分歩くと金戒光明寺の境内へ入ることができます。
本来の参道ではありませんが、境内に入ると本堂脇のイチョウがお出迎えしてくれました。
秋の特別拝観はこちらでも開催中(12月7日まで)
金戒光明寺では予約の要らない日中特別拝観と予約が必要な夜間特別拝観が行われています。
夜間特別拝観には2020年に参加済みなので、今年は日中の拝観のみです。
特別拝観では通常拝観が可能な本堂から奥、大方丈と庭園、山門の拝観ができました。
大方丈には、幕末に京都守護職として金戒光明寺に本陣を置いていた会津藩の藩主・松平容保(かたもり)と、のちに新選組となる近藤勇らが対面した部屋(完全再現されたもの)や興味深い仕掛けがある虎の襖絵などがあります。
大方丈の奥には「紫雲の庭」「ご縁の道」と名付けられている庭園が広がっています。
紫雲の庭は、法然上人の生涯を石組みで表した枯山水庭園を中心に作庭されたそうです。
上の写真右は法然上人が浄土宗を開き、金戒光明寺が隆盛した時期を表したエリア、中央奥は法然上人が比叡山で修行した時代を表したエリアです。
紫雲の庭の奥にある茶室では着物を着た方々がお抹茶を楽しまれていました。
茶室前に広がる露地庭は苔の緑に紅葉が映えてきれいでした。
鎧之池にかかる橋を渡ると、池泉回遊庭園となっている北庭へ続きます。
小径を進むとまた異なった風情が楽しめる紅葉の景色が。
北庭にあるのは「ご縁の道」です。
法然上人がご縁を大変大事にされていたことにちなんで作られています。
東屋(あずまや)から見る紅葉は野趣あふれる美しさ。
庭園を一周すると再び茶室のある場所へ戻ってきました。
先ほどと違う視点から見る茶室と紅葉がとても美しい!
このあたりは日当たりが良いのか、とてもきれいに色づいていました。
露地庭に設けられた可愛い手水鉢にも紅葉。
趣の異なる南庭と北庭を十分楽しんだ後は、山門の拝観です。
趣の異なる南庭と北庭を十分楽しんだ後は、山門の拝観です。
山門拝観ではいったいどんな景色を楽しめるのでしょうか。
それは…次回のお楽しみです!
それは…次回のお楽しみです!












