静岡県富士宮市上井出にある「音止の滝」は、芝川の本流が富士山南西麓の断崖を一気に流れ落ちる迫力満点の滝です。
落差は約25メートル、幅は約5メートル。轟音とともに水が豪快に落ちていく姿から、力強く男性的な滝として知られています。
落差は約25メートル、幅は約5メートル。轟音とともに水が豪快に落ちていく姿から、力強く男性的な滝として知られています。
この滝の名をさらに印象深くしているのが、鎌倉時代に語られた曾我兄弟の仇討ちの伝説です。
兄弟が父の仇である工藤祐経を討つ相談をこの地で行っていたものの、滝の音があまりに大きく声がかき消されてしまったといいます。困り果てた兄弟が神に祈ると、一瞬だけ滝の轟音が止まりました。
この不思議な出来事が「音止(おとどめ)の滝」という名の由来とされ、滝は歴史と物語が息づく名所として親しまれてきました。
兄弟が父の仇である工藤祐経を討つ相談をこの地で行っていたものの、滝の音があまりに大きく声がかき消されてしまったといいます。困り果てた兄弟が神に祈ると、一瞬だけ滝の轟音が止まりました。
この不思議な出来事が「音止(おとどめ)の滝」という名の由来とされ、滝は歴史と物語が息づく名所として親しまれてきました。
近年は展望台が整備され、晴れた日には富士山を背景にした滝の姿を楽しめるとのことですが、
いや、曇天で全然見えんやないか…
本来ならこの奥に富士山がみえるようです。
こんな日もありますが、轟音を響かせながら落ちる滝の迫力は健在で、訪れる人を圧倒します。
すぐ近くには、対照的な美しさを持つ「白糸の滝」もあります。
「音止の滝」の動に対し、「白糸の滝」は静の魅力。セットで巡ることで、自然の二つの表情を一度に味わえるおすすめのスポットです。
「音止の滝」の動に対し、「白糸の滝」は静の魅力。セットで巡ることで、自然の二つの表情を一度に味わえるおすすめのスポットです。












