二条木屋町に「善導寺」という小さな寺院があります。場所は高瀬川の北端「一之船入」の近くです。道路の向こうに竜宮門が見えたので、気になって訪れてみました。
竜宮門は、浦島太郎の竜宮城に出てくる門のような、中国の明朝建築様式の楼門です。竜宮門を持つお寺は珍しいので、見かけると嬉しくなります。しかも今回は二条木屋町。京都の町なかに竜宮門があったとは、と驚きました。
特徴的なのが1階部分。漆喰で塗られ、「袴腰」と呼ばれるアーチ形をしています。竜宮門から覗く景色も美しいです。
晩秋の訪問だったので、境内に紅葉が少し残っていました。

善導寺は、室町時代後期に然誉清善(ねんよせいぜん)というお坊さんが創建したお寺だそうです。天明の大火で焼失したのち再興されたとのこと。元々は塔頭も持つ大きな寺院だったのだとか。
本堂は非公開でしたが、阿弥陀如来像が安置されているそうです。今回訪れた際には見逃してしまいましたが、境内にある燈籠は江戸時代から残るものだそうで、見どころとなっています。

善導寺の情報
京都市中京区東生洲町533-3