愛知県の初詣と言えば熱田神宮が有名ですが、私は少し遠出にと今年の初詣には「津島神社」を選びました。
全国に点在する「天王社」の総本宮であり、「西の八坂神社、東の津島神社」と並び称されています。
参拝しようとした前日に少々雨が降りまして、心の穢れを清めて一年の計を願うのに相応しい…のか、津島神社が歓迎してくれてるような暗示でした。
今回は、歴史背景の深いパワースポット「津島神社」をご紹介いたします。
愛知県に鎮座する「津島神社」は、名鉄津島線・尾西線「津島」駅から天王通りを西にまっすぐ歩いた、約14分~17分ほどの所にあります。
欽明天元年(540年)に伝わる1480年以上の歴史を持つ津島神社の主祭神は、「建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)」で、疫病除け・厄除け・授福の神として知られる牛頭天王(ごずてんのう)信仰の中心社で、全国の総本社となります。
室町時代から津島御師が信仰を広め、戦国時代には織田信長が氏神として崇敬し造営に協力するほど、津島神社と織田信長は非常に深い関係にあります。
信長が観覧した尾張津島天王祭は有名で、信長の死後には弔意を示すための素車(がらしゃ)が奉納された記録が残るなど、織田家と津島神社の結びつきは強かったことが分かります。
大きな朱色の鳥居をくぐると、桃山様式の「楼門」が見えます。
豊臣秀吉は、津島神社を深く信仰し、天正19年(1591年)に国の重要文化財である「楼門」を寄進して、子の秀頼も「南門」を寄進するなど、津島神社に深く関わり、社殿造営に協力して手厚い庇護を与えました。
鳥居もそうですが、何だか京都の平安神宮を彷彿させるような桧皮葺の建物に、神聖なる格調高い由々しき神社を表しているようです。
楼門をくぐると、「拝殿」が見えてきます。
私が参拝しようとした時には、本殿で御祈祷がされていて、ついでにご利益を授かりたい気分に。
津島神社と伊勢参りは、「お伊勢参りにゃ津島へ参れ、津島参らにゃ方参り」と言う江戸時代の慣用句に代表されるように、伊勢参りだけでは不十分で、津島神社も参拝することで完全なるお参りとして、伊勢参りの途中で立ち寄るのがならわしだったそうです。
津島神社は、本殿の周りに数多くの小さな社(摂社・末社)が配置されており、それぞれの社に異なる神様が祀られています。
拝殿を参拝した後、社殿の周りを巡りながら、各末社の祭神とご利益を一つずる見て回るのが、津島神社ならではの参拝方法です。
これは、社の後ろに古柏の木が生えていたことから名付けられた「柏樹社」。
無病息災を、心を込めて願います。
こちらの大きな榊の樹は、挙式を挙げられた方々により記念に植樹して奉納されており、ご家族の末永い弥栄を祈念されてるらしいです。
榊は、日本古来の神道において、神様が宿る神聖な神木として、最も重要な役割を果たす常緑樹です。
初めて見知らぬ津島神社に行きましたが、知らない商店街を颯爽と歩きながら、神社では崇高なる空間で神様と触れ合うことができたと思います。
「津島のお天王さま」として、織田・豊臣・徳川の三英傑ならず、現代からも多くの人々から厚く信仰を集めている津島神社。私の今年の願い事が叶いますように…!
皆様も歴史ある津島神社にお出かけして、どうぞ、神様から神々しいご利益を受け取って下さいね。
津島神社
住所
〒496-0851
愛知県津島市神明町1
電話
0567-26-3216
交通アクセス
車・東名阪道弥富ICよりR155経由
一宮・津島方面へ約15分
電車・名鉄津島線 津島駅より1.5km
徒歩約20分
境内参拝は24時間いつでも可能












