JR上野駅は、たくさんの出口があります。
出口によって目的が変わるため、日々の生活環境でも使う人がそれぞれ選ぶ構内はまるで出口を探す迷路のようです。
浅草口から出ると、「アメヤ横丁」公園口から出ると、「上野恩賜公園」
不忍口(しのばずぐち)は正面に不忍池が広がり、こころ落ち着く出口。
観光で来た私にとって・・・まさに迷路でしたが、それぞれの出口があることで、住む人にとっては、便利なのかもしれないなと思いました。
私は上野観光を楽しみ、ここから浅草へむかいます。
出口を探し迷っていた私の目に飛び込んできたのは、「自由」という彫刻。
上野駅中央改札付近に立っている女性像は、彫刻家高村光太郎さんの作品です。
服をまとわない3人の女性の像で、ポーズも派手ではありません。
表情も強い主張はありません。
でも不思議と目に残る、そんな像です。
この像は、「自由は呼ぶものではなく、立ちかたなんだ」というイメージを物語ったもの。
「こうしないといけない」「こうあるべきだ!」という拘束から解かれた自由がテーマになっているんですね。深い・・・な。
上野から浅草までは、歩いても40分くらいです。
上野の風景を見ながら浅草へ向かうと、途中から急に食器の専門店が目立ちはじめます。
ここがかっぱ橋道具街です。
かっぱ橋は昔から、料理人、飲食店、職人の街とされ、見せる為ではなく、使うための道具が集まった場所。
今では日本一の道具街になっています。
上野~かっぱ橋~浅草へのコースですが、実はかっぱ橋が道具街になっているのは偶然ではないらしいです。
上野は仕入れ、浅草はお客様へのサービスである舞台。
その間にあるかっぱ橋は、職人の裏側の世界として料理が提供されるまでのルートの一つになっているみたいです。
つまりかっぱ橋は料理が主役になる前の準備段階の街って感じです。
上野から浅草へ引き継がれた物語があるのだと思いました。
散策しながら街の歴史にふれるのも、楽しみが増すいい散策となりました。
今夜は浅草で、楽しい夜を過ごします!












