兵庫県赤穂郡上郡町の静かな里山に佇む「赤穂段通工房 結(ゆい)」は、赤穂の伝統織物である「赤穂段通」を今に伝える小さな工房です。
上郡駅から車で10分ほど、田園風景が広がる道を進むと、山の気配に包まれた落ち着いた建物が姿を見せます。観光地の喧騒から離れ、ゆっくりと手仕事の世界に触れられる貴重な場所です。
赤穂段通は、江戸時代から続く敷物の技法で、木綿糸を使い、織機で織ったのち、手で“筋摘み”しながら立体的な文様を織り上げるのが特徴。
工房では、織機に向かい、静かなリズムで糸を操る姿を見ることができます。手仕事ならではの温かさと、長く使える丈夫さを兼ね備えた段通は、暮らしに寄り添う工芸品として全国にファンが多いのも納得です。
いろんな素材から糸を作っていて、その違いも直に見ることができます。
工房に織機は全部で3台あり、それぞれ用途や大きさの違うものを織ることができるようになっています。
今では存在するものが希少な藤で作られた赤穂段通の製作にも取り組んでいて、その他にも獣の毛からも織物を作っていた歴史を紐解き、再現しようとしているというから驚きです。
いろんな赤穂段通を見られるのも魅力で、その様は本当に美しいのです。
また、工房内では、制作の様子を見学できるほか、小さなギャラリーで作品を手に取ることも可能。敷物だけでなく、コースターやタペストリーなど、日常に取り入れやすいアイテムも並びます。色合いや模様には、赤穂の海や山々を思わせる柔らかな表情があり、ひとつとして同じものがない“結”ならではの魅力が感じられます。
工房を訪れるには事前予約が必要です。
https://www.instagram.com/akodantsu_yuu/
※住所はその際に教えてくださいますよ。
https://www.instagram.com/akodantsu_yuu/












