ここは、札幌市円山地区に佇む「北海道神宮」。
大きな鳥居の前に立つと、いつもなんとなく気が引き締まり、すっと背筋が伸びるのを感じます。一礼して鳥居をくぐり、歩みを進めると、目に飛び込んでくるのは緑に囲まれたまっすぐな表参道。

毎年1月1日の元旦、初詣だけでなく、日常の散策や、ちょっと心が迷う時なども、ここを訪れる人は多いと思います。
地元民にも観光客にも愛される、清々しいエネルギーに満ちた場所へ、今日も足を踏み入れます。
木々に囲まれ、時折通り過ぎる風を感じながら歩いているだけで、心がじんわりと解きほぐされていくのを感じます。
自然6月28日~7月2日まで、北海道神宮の神門前には、半年の厄をはらうための「茅の輪(ちのわ)」が設置されています。
これは「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」という大切な神事に伴うものです。(2026年の情報です)

今回は観光客を含め、たくさんの人が訪れていました。
「茅の輪(ちのわ)くぐり」は、大きな草の輪を「8の字」に回ってくぐります。

まず輪をくぐって左に回ります。
再び正面からくぐって右に回ります。
もう一度くぐり、まっすぐ進んで神様にお参りします。

この順番で、残りの半年間を元気に過ごせるようにお祈りします。
自然に囲まれた、広々とした境内。

心地よい風を感じながら、次はいよいよ本殿にお参りです。
こちらは神明造(しんめいづくり)の美しい本殿。

一般的な神社は南や東を向くことが多いのですが、北海道神宮の本殿は「北東(ロシアの方角)」を向いています。
これは明治時代、ロシアからの防衛や国境の守護、そして北海道全体の開拓を見守るという意味を込めて配置されたと言われており、北の地ならではのドラマチックな歴史を今に伝えています。
本殿のすぐそばには、たくさんの絵馬が綺麗に掛けられていました。

自分もおみくじを引き、日常のあれこれと照らし合わせ、おみくじの言葉を心にとどめたあと、境内に結んできました。
本殿の横に、まっすぐ天に向かって伸びる大きな杉の木。

北海道には本来、自然の杉はほとんど自生していません(道南の一部を除く)。
神宮の杉は、札幌市の「保存樹」にも指定されており、北の大地で100年以上を生き抜いてきた、まさに「開拓の歴史の生き証人」とも言える非常に貴重な木なんです。
本殿を後にして向かったのは、北海道神宮の境内にある「六花亭 神宮茶屋店」。
参拝客の憩いの場としてとても人気があります。

ここへ来たら外せないのが、この店舗でしか味わえない限定の焼き餅「判官さま(はんがんさま)」です。

そば粉が配合された香ばしいお餅の中に、程よい甘さのつぶあんが入っていて、表面がカリッとするまで1つずつ丁寧に焼かれています。
(行列ができていて、時間がなかったので今回は購入せず)

また、お餅などを購入すると、店内に用意されている温かいほうじ茶をセルフサービスでいただくことができます。

冬の寒い参拝のあとはもちろん、新緑や夏の季節でも、参拝後の喉を潤すのに最高のサービスです。

いかがでしたか?
道内最大級のパワースポットでおみくじを引き、厳かな空気の中で参道を歩き、境内の「六花亭」で特別なお餅とお茶をいただく…贅沢なひとときを、ぜひ体験してください。
【公式ホームページ】http://www.hokkaidojingu.or.jp/

アクセス
地下鉄東西線「円山公園駅」3番出口から徒歩約15分


※円山公園の中を散策しながら歩くルートが分かりやすく人気です。

参拝料 無料
開門時間
季節によって細かく変動します。


・夏場(4月〜8月):6:00 〜 17:00


・冬場(11月〜2月):7:00 〜 16:00

お守り・御朱印 受付は午前9:00から閉門時間まで。
駐車場
あり(北一条駐車場・南一条駐車場)


※参拝者は最初の1時間無料、以降1時間ごとに500円。