今はもう移転していますが、現在ニトリ屋島店がある場所には、かつてお宝大陸がありました。中学生の頃、何度も自転車で通い、トレーディングカードを買い集め、高校生になってからは、 OasisやU2のCDを買いに行っていたことを覚えています。
そんな時、母親から「あんたの好きそうなカフェができたから言ってみたら?」と、雑誌の切り抜きを渡されました。そこはずっと通っていたはずの、お宝大陸の敷地内にできていたカフェで、確かに気になっていたけど、入ったことなかったな、と思い、すぐにその店に向かいました。それがSUNNY ROOT COFFEEとの出会いです。
そんな時、母親から「あんたの好きそうなカフェができたから言ってみたら?」と、雑誌の切り抜きを渡されました。そこはずっと通っていたはずの、お宝大陸の敷地内にできていたカフェで、確かに気になっていたけど、入ったことなかったな、と思い、すぐにその店に向かいました。それがSUNNY ROOT COFFEEとの出会いです。
店内には60〜70年代からタイムスリップしてかたような雑誌、フィギュアが並び、本棚には文学の古典から、最新の漫画本までずらりと並び、一目見ただけで並々ならぬカルチャーと空間へのこだわりが伺えます。前回紹介した半空よりもポップな選書で、しかし物によってはかなりアンダーグラウンドな作品もある、一筋縄ではいかない本の並びです。
お気に入りのメニューは、こんがり焼いたイギリス製のパンの上に、アイスクリームと峰山産の蜂蜜を贅沢にかけた「峰山はちみつトースト」です。腹の容量に余裕があり、とにかく甘いものを食べたくて仕方ない時、僕は吸い寄せられるようにここに寄り、このメニューを頼みます。
パンの余熱でアイスが溶け出し、蜂蜜と滑らかに混ざり合いながらパン生地をほぐしていく。そこをナイフですっと切り分け、一口ずつ口の中に入れ、甘い余韻に珈琲の香りを被せる。そして少しずつ、店内の本や漫画を読んでいく。煙草を吸っていた頃は、甘味と苦味の往復の間に、何本もの紫煙を燻らせていました。
パンの余熱でアイスが溶け出し、蜂蜜と滑らかに混ざり合いながらパン生地をほぐしていく。そこをナイフですっと切り分け、一口ずつ口の中に入れ、甘い余韻に珈琲の香りを被せる。そして少しずつ、店内の本や漫画を読んでいく。煙草を吸っていた頃は、甘味と苦味の往復の間に、何本もの紫煙を燻らせていました。
また、ここは週四で特別に、夜の10時から2時まで開店する「真夜中の喫茶店」という、裏面のような営業形態を持っています。昼にはないスイーツのメニューが追加されたり、店員や客の雰囲気もガラリと変わったり、この店のアンダーグラウンドな面が強調されたようになっているので、夜中にこっそりと、珈琲や煙草を楽しみたい方にオススメです。
かれこれ十年ほど通っている店ですが、朝のモーニングを優雅に楽しんだり、真夜中の喧騒に包まれながら珈琲を飲んだり、それぞれの時間ごとに、色彩の変わる思い出があるのがこの店です。皆さんは、どの時間のサニールートを楽しみますか?
かれこれ十年ほど通っている店ですが、朝のモーニングを優雅に楽しんだり、真夜中の喧騒に包まれながら珈琲を飲んだり、それぞれの時間ごとに、色彩の変わる思い出があるのがこの店です。皆さんは、どの時間のサニールートを楽しみますか?
SUNNYROOTCOFFEE
高松市春日町1623-3
0878430078
open-am8:00/火曜定休
真夜中の喫茶店
22:00〜02:00
open 火、水、金、土(基本曜日)
喫煙可
高松市春日町1623-3
0878430078
open-am8:00/火曜定休
真夜中の喫茶店
22:00〜02:00
open 火、水、金、土(基本曜日)
喫煙可